薬学部シラバス2024

薬学のあゆみ
Advances in Pharmaceutical Sciences

 1年 前期 (選択)一般教養 1単位
今田 啓介(取り纏め)、秋山 滋男(取り纏め)

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授業の目的(ねらい)

薬学は、医薬品のみならず生薬などの天然物を含む化学物質全般を扱う学問であり、その研究範囲は有機化学、物理化学、生化学、分析化学、衛生化学、薬理学、薬剤学など多岐に渡る。さらに、医療の中では、薬の適正使用実現のため、研究による様々な工夫がされてきた。これから薬学を学ぶにあたって、これまでの薬学研究のあゆみとこれからの展望に触れ、薬学への関心と興味を深める。

学修到達目標

薬剤師の活動分野(医療機関、薬局、製薬企業、衛生行政等)と社会における役割について説明できる。
医薬品の適正使用における薬剤師の役割とファーマシューティカルケアについて説明できる。
医薬品の創製(研究開発、生産等)における薬剤師の責任と義務を説明できる。
薬学の歴史的な流れと医療における薬学の役割について説明できる。
薬物療法の歴史と、人類に与えてききた影響について説明できる。
薬剤師の誕生から現在までの役割の変遷の歴史(医薬分業を含む)について説明できる。
将来の薬剤師と薬学が果たす役割について説明できる。
薬学が総合科学であることを認識し、薬剤師の役割と学習内容を関連づけることができる。
生涯にわたって自ら学習する重要性を認識し、その意義について説明できる。

授業概要

本講義は、講義担当教員による全9回のオムニバス形式の研究紹介(研究内容やその歴史など)である。薬学部から選定された9つの教室・研究室・講座・センターの教員により、日頃どのような研究を行い、それが医療や薬学の発展にどのように関わっているのか、さらには将来展望を踏まえてお話しいただく。各回の講義の最後には小テストを実施し、最終回の後にWebClassにて各自で振り返りを行う。

授業計画

回数 担当 内容 コアカリとの
関連コード
1〜9 薬学部教員 講義担当教員による薬学研究の歴史と最先端研究内容の紹介 G-1-1-1 T-1-1-1

授業で行っている工夫(アクティブラーニング、思考力・判断力・表現力の向上に向けた取り組み)

講義の最後に講義内容に関する小テストを実施し、自身で理解度を確認できる。また、それを活用しながら講義内容を振り返ることができる。

成績評価方法

1)形成的評価
a)知識:講義の最後に講義内容に関する小テストを実施する。
2)総括的評価
a)知識:全9回の小テストと振り返りの総計(100%)により判定する。

教科書

参考書

オフィスアワー

各講義担当教員が指定する。

準備学習(予習・復習等)

講義担当教員の所属教室のホームページやアカデミックストリート(教育3号館の廊下に掲示)などを参考にしてください。

学生へのフィードバック

研究内容などに興味を持ち、さらに詳しく知りたい学生には、各講義担当教員が個別に対応する。

備考

ナンバリングコード

EJ11105

授業計画の見方・注意

①行動目標(内容)

…科目毎に設定された本学独自の行動目標が記載されている。

②行動目標(コアカリとの関連コード)

…本学の行動目標とモデル・コアカリキュラムとの関連をコード化して記載している。
 コードの具体的な内容は、画面右上の「コアカリとの関連コード一覧」をクリックすると確認することができる。

授業計画の見方・注意の見本シラバス

科目検索について

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