薬学部シラバス2024
生物学入門
Introduction to Biology
1年 前期 自由科目 1単位 | |
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三浦 典子 |
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授業の目的(ねらい)
薬学を学ぶ上で必要な生物学の基礎力を身に付けるために、細胞、組織、器官、個体レベルでの生命現象と、ヒトの誕生から成長、老化、死への過程に関する基本的な事項を習得する。生物学の知識は、薬理、病態を学ぶ上での基礎となり、将来、薬学的臨床現場の知識として必須であることを認識する。
学修到達目標
高校で生物を十分に勉強してこなかった学生や、生物に苦手意識を持つ学生を対象として、生物学特有の考え方、専門用語を身に付け、将来にわたって自身で専門書を読み、学習できるようになることを目標とする。
授業概要
大学でこれから学ぶ「細胞生物学」「機能形態学」「生化学」「免疫学」「微生物学」などの生物系の科目について、高校で学ぶ「細胞と分子」「遺伝情報の発現」「代謝」「生殖・遺伝・発生」「体内環境の維持」等との関連を解説し、確認テストなどで理解度を確認する。
授業計画
回数 | 担当 | 内容 | コアカリとの 関連コード |
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1~3 | 三浦 | 生命の最小単位としての細胞 | C-6-1-1~3 |
4~6 | 〃 | 生命情報を担う遺伝子 | C-6-2-1~4 |
7~8 | 〃 | 生体エネルギーと代謝 | C-6-5-1~4 |
9 | 〃 | 器官系概論 | C-7-1-1~5 |
授業で行っている工夫(アクティブラーニング、思考力・判断力・表現力の向上に向けた取り組み)
補助プリントを配布し、空欄部分に記入することで知識の定着をすすめる。
演習問題を与え、理解度を自身で確認できるようにする。
成績評価方法
1)形成的評価
知識:演習問題や課題から理解度を確認し、間違いやすい内容をフィードバックする。
2)総括的評価
知識:各講義終了後の確認テスト(100%)
教科書
三訂版 視覚でとらえるフォトサイエンス生物図録、数研出版、978-4-410-28166-2
参考書
オフィスアワー
いつでも可。薬学教育推進センター 教育 2 号館 1 階 2109
メールでも質問を受け付けます:miuranno@toyaku.ac.jp
準備学習(予習・復習等)
高校で学習した「生物基礎」「生物」の項目のうち、ヒトに関わる分野を学習します。講義を受ける前に講義予定内容を確認し、教科書の該当部分を読んでから講義に臨むようにしてください。
学生へのフィードバック
毎回の演習問題などに関して、結果を伝え、解説をする。
備考
ナンバリングコード
OJ11104