薬学部シラバス2024
臨床推論Ⅱ
Clinical Reasoning Ⅱ in Pharmacotherapy
6年 前期 (選択)専門科目Ⅱ 1単位 | |
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川口 崇 岩井 大 臼井 浩明 |
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学習目標(GIO)
臨床での問題解決に必要な知識を統合的に活用し考えることができるようになるために、各疾患に関する基礎医学・薬学、臨床医学・薬学、疫学の基本的および実践的事項を習得する。
本講義では、代表的な疾患を症例の経過を追跡する形式で、各時点における医学・薬学的な判断に必要な疾患の病態や薬理、薬物治療に関する基本的および実践的知識を習得する。新たな知識の獲得を中心にするのではなく、臨床の経過とその経過による治療の変化を総合的に学び、知識の定着を図る。
行動目標(SBOs)
番号 | 内容 | コアカリとの関連コード |
---|---|---|
1 | 代表的な疾患の病態と傷病統計を説明できる。 | E2-1-3-2 E2-3-3-2~3 E2-4-2-8 E2-7-7-2~3 E2-7-8-3~4,9,13 E2-7-9-1~2 E3-3-2-2 E3-3-3-1 |
2 | 代表的な疾患の発見と診断に必要な検査を説明できる。 | E1-2-1-1 E1-2-2-1~3,5~6,8 |
3 | 代表的な疾患の病態にあわせた治療戦略を説明できる。 | E2-1-3-2 E2-3-3-2~3 E2-7-7-3 E2-7-8-3~4,9,13 E2-7-9-1~2 |
4 | 代表的な疾患に関する検査から病態を把握することができる。 | E1-2-2-1~3,5~6,8 |
授業内容
回数 | 担当 | 内容 | 対応(SBOs) |
---|---|---|---|
1 | 川口 | 医療で用いられる画像から解剖と病態を推測する。 | 4 |
2 | " | 医療で用いられる画像から解剖と病態を推測する。 | 4 |
3 | 臼井 | 悪性腫瘍における診断から薬物治療までを経時的に把握する。 | 4 |
4 | " | 悪性腫瘍における診断から薬物治療までを経時的に把握する。 | 1-4 |
5 | " | 悪性腫瘍における診断から薬物治療までを経時的に把握する。 | 1-4 |
6 | 岩井 | 悪性腫瘍における診断から薬物治療までを経時的に把握する。 | 1-4 |
7 | " | 悪性腫瘍における診断から薬物治療までを経時的に把握する。 | 1-4 |
8 | " | 悪性腫瘍における診断から薬物治療までを経時的に把握する。 | 1-4 |
9 | 川口 | 良性疾患における診断から薬物治療までを経時的に把握する。 | 1-4 |
10 | " | 良性疾患における診断から薬物治療までを経時的に把握する。 | 1-4 |
11 | " | 良性疾患における診断から薬物治療までを経時的に把握する。 | 1-4 |
12 | 川口 | 良性疾患における診断から薬物治療までを経時的に把握する。 | 4 |
13 | " | 良性疾患における診断から薬物治療までを経時的に把握する。 | 4 |
アクティブ・ラーニングの取り組み
〇全てオンライン上で学習する。
〇確認テストを復習に役立てる。
〇画像と解剖は自身で手を動かし、確認しながら学習する。
授業で行っている工夫(思考力・判断力・表現力の向上に向けた取り組み)
断面的ではなく、臨床の経過を追跡する形式で病態の変化、病期に対応した治療の選択や検査を統合して学び、知識の定着を図るよう工夫する。
成績評価方法
1) 形成的評価
a) 知識:講義中の設問提示とその解答により評価する。
2) 総括的評価
a) 知識:講義中に行う試験・レポートを総合的(100%)に評価する。
教科書
参考書
ここからはじめる!薬剤師のための臨床推論(じほう)
オフィスアワー
川口 崇 事前にメールで予約をしてください。
所属教室
川口 崇 医療実務薬学教室 DR棟3階
岩井 大 (東京西徳洲会病院)
臼井浩明 (杏林大学医学部付属病院)
準備学習(予習・復習等)
講義の際に間違ったこと、新たに得られた知識は繰り返し復習すること。
学生へのフィードバック
学生から寄せられた質問や感想などに対して、必要に応じて授業中に全学生に対してその内容を伝え、解説を加える等の対応を行っている。
教員からの一言
備考
実務家教員担当科目。
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ナンバリングコード
EH6106