薬学部シラバス2024
栄養と食品機能
Nutrition and Food Function
2年 後期 2年必修科目 1単位 | |
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藤野 智史 (A・B、C・D) 早川 磨紀男 (E・F、G・H) |
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学習目標(GIO)
人とその集団の健康維持、向上に貢献できるようになるために、食生活が健康に与える影響について科学的理解を深め、栄養と食品機能および食品衛生についての基本的知識を修得する。
行動目標(SBOs)
番号 | 内容 | コアカリとの関連コード |
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1 | 五大栄養素を列挙し、それぞれの役割について説明できる。 | C6-2-1-1 C6-2-2-1~2 C6-2-3-1 C6-2-6-1 C6-2-7-1 D1-3-1-1 |
2 | 各栄養素の消化、吸収、代謝のプロセスを概説できる。 | D1-3-1-2 |
3 | 食品中の三大栄養素の栄養的な価値を説明できる。 | D1-3-1-3 |
4 | 五大栄養素以外の食品成分(食物繊維、抗酸化物質など)の機能について説明できる。 | D1-3-1-4 |
5 | エネルギー代謝に関わる基礎代謝量、呼吸商、推定エネルギー必要量の意味を説明できる。 | D1-3-1-5 |
6 | 日本人の食事摂取基準について説明できる。 | D1-3-1-6 |
7 | 栄養素の過不足による主な疾病を列挙し、説明できる。 | D1-3-1-7 |
8 | 疾病治療における栄養の重要性を説明できる。 | D1-3-1-8 |
9 | 特別用途食品と保健機能食品について説明できる。 | D1-3-2-6 |
10 | 食品衛生に関する法的規制について説明できる。 | D1-3-2-7 |
授業内容
回数 | 担当 | 内容 | 対応(SBOs) |
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1 | 早川、藤野 | 三大栄養素(糖質) | 1、3 |
2 | 〃 | 三大栄養素(脂質) | 1、3 |
3 | 〃 | 三大栄養素(タンパク質) | 1、3 |
4 | 〃 | 栄養素(脂溶性ビタミン) | 1、7 |
5 | 〃 | 栄養素(水溶性ビタミン)(1) | 1、7 |
6 | 〃 | 栄養素(水溶性ビタミン)(2) | 1、7 |
7 | 〃 | 栄養素(ミネラル) | 1、7 |
8 | 〃 | 栄養素の消化・吸収・代謝 | 2 |
9 | 〃 | 栄養素以外の食品成分 | 4 |
10 | 〃 | エネルギー代謝 | 5 |
11 | 〃 | 食事摂取基準 | 6 |
12 | 〃 | 栄養摂取の現状と問題点 | 6、7、8 |
13 | 〃 | 食品成分の表示と法的規制 | 10 |
14 | 〃 | 新しい形態の食品 | 9 |
アクティブ・ラーニングの取り組み
講義の進行に伴い、理解状況が把握できるように、WebClass上に小テスト的演習問題を掲載し(3回程度)、自主的に自己点検するように促す。
授業で行っている工夫(思考力・判断力・表現力の向上に向けた取り組み)
前半の栄養素についての講義では、ビタミンの構造式とビタミンの名称、その生理作用を結び付けて理解できるように講義資料を提示する。また、後半の栄養と健康に関する法律やガイドラインなどの社会制度の成立に至る歴史的背景、現在の日本人が抱える健康の問題について、問題意識の確立と客観的判断能力の育成に努めている。
成績評価方法
<試験により評価する>
1)形成的評価
知識:講義の進行とともにWebClassで重要な資料を掲示し、学生の閲覧状況を随時、把握する。
2)総括的評価
知識:定期試験(100 %)で評価する。
教科書
衛生薬学 ―健康の維持と増進をめざして―(京都廣川書店 藤原・早川・山折 他)
参考書
特に指定しない。
オフィスアワー
早川 後期 原則いつでも可であるが、事前にメール等で連絡するのが望ましい。 衛生化学教室 研究棟1号館402-0号
藤野 後期 原則いつでも可であるが、事前にメール等で連絡するのが望ましい。 衛生化学教室 研究棟1号館402-3号
所属教室
早川 衛生化学教室 研究棟1号館402-0号
藤野 衛生化学教室 研究棟1号館402-3号
準備学習(予習・復習等)
必ず、WebClass上の資料に目を通し、ダウンロードできる資料は、各自が手元に保管して、将来の共用試験または国家試験受験時に役立てられるようにして下さい。随時、自己点検を目的とした小テスト等を活用して、理解を進めること。質問は、メール(早川: hayakawa@toyaku.ac.jp)で随時、受けつけます。
学生へのフィードバック
フィードバック講義を行う予定である。
教員からの一言
国家試験で度々出題される領域を扱います。また、法律の改正に伴う制度の改正などの時事問題を授業内でとりあげます。
備考
D1 健康 (3)栄養と健康のうち、[1. 栄養]に関するD1-3-1-1からD1-3-1-8まで全てのSBOsと[2. 食品機能と食品衛生]の中のD-1-3-2-6とD-1-3-2-7の一部について、行動目標として取り上げます。
ナンバリングコード
RD2202