薬学部シラバス2024

ゼミナールⅡ
Group Seminar Ⅱ

 2年 前期 (選択)ゼミナール 1単位
薬学部教員、非常勤講師等

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学習目標(GIO)

優れた医療人となるためには、必修科目で学ぶ基本的な知識と技能、さらには態度に加え、世の中を取り巻くさまざまな話題、課題、見解などについて、豊富な知識を持ち、的確な見識を持って行動できるようになることが望まれる。ゼミナールは少人数クラス単位で実施する選択科目であり、科目を自らの興味で選んで履修することで自主性を養い、演習、グループ討論、プレゼンテーションなどの能動的な学習方法を実践することで、優れた医療人となるための技能や態度を醸成する。

行動目標(SBOs)

番号 内容 コアカリとの関連コード
1 【薬剤師の使命 ①医療人として】
1. 常に患者・生活者の視点に立ち、医療の担い手としてふさわしい態度で行動する。(態度)
2. 患者・生活者の健康の回復と維持に積極的に貢献することへの責任感を持つ。(態度)
3. チーム医療や地域保健・医療・福祉を担う一員としての責任を自覚し行動する。(態度)
4. 患者・患者家族・生活者が求める医療人について、自らの考えを述べる。(知識・態度)
5. 生と死を通して、生きる意味や役割について、自らの考えを述べる。(知識・態度)
6. 一人の人間として、自分が生きている意味や役割を問い直し、自らの考えを述べる。(知識・態度)
7. 様々な死生観・価値観・信条等を受容することの重要性について、自らの言葉で説明する。(知識・態度)
A-1-1-1~7
2 【薬剤師の使命 ②薬剤師が果たすべき役割】
1. 患者・生活者のために薬剤師が果たすべき役割を自覚する。(態度)
2. 薬剤師の活動分野(医療機関、薬局、製薬企業、衛生行政等)と社会における役割について説明できる。
3. 医薬品の適正使用における薬剤師の役割とファーマシューティカルケアについて説明できる。
4. 医薬品の効果が確率論的であることを説明できる。
5. 医薬品の創製(研究開発、生産等)における薬剤師の役割について説明できる。
6. 健康管理、疾病予防、セルフメディケーション及び公衆衛生における薬剤師の役割について説明できる。
7. 薬物乱用防止、自殺防止における薬剤師の役割について説明できる。
8. 現代社会が抱える課題(少子・超高齢社会等)に対して、薬剤師が果たすべき役割を提案する。(知識・態度)
A-1-2-1~8
3 【薬剤師の使命 ③患者安全と薬害の防止】
1. 医薬品のリスクを認識し、患者を守る責任と義務を自覚する。(態度)
2. WHO による患者安全の考え方について概説できる。
3. 医療に関するリスクマネジメントにおける薬剤師の責任と義務を説明できる。
4. 医薬品が関わる代表的な医療過誤やインシデントの事例を列挙し、その原因と防止策を説明できる。
5. 重篤な副作用の例について、患者や家族の苦痛を理解し、これらを回避するための手段を討議する。(知識・態度)
6. 代表的な薬害の例(サリドマイド、スモン、非加熱血液製剤、ソリブジン等)について、その原因と社会的背景及びその後の対応を説明できる。
7. 代表的な薬害について、患者や家族の苦痛を理解し、これらを回避するための手段を討議する。(知識・態度)
A-1-3-1~7
4 【薬剤師の使命 ④薬学の歴史と未来】
1. 薬学の歴史的な流れと医療において薬学が果たしてきた役割について説明できる。
2. 薬物療法の歴史と、人類に与えてきた影響について説明できる。
3. 薬剤師の誕生から現在までの役割の変遷の歴史(医薬分業を含む)について説明できる。
4. 将来の薬剤師と薬学が果たす役割について討議する。(知識・態度)
A-1-4-1~4
5 【薬剤師に求められる倫理観 ①生命倫理】
1. 生命の尊厳について、自らの言葉で説明できる。(知識・態度)
2. 生命倫理の諸原則(自律尊重、無危害、善行、正義等)について説明できる。
3. 生と死に関わる倫理的問題について討議し、自らの考えを述べる。(知識・態度)
4. 科学技術の進歩、社会情勢の変化に伴う生命観の変遷について概説できる。
A-2-1-1~4
6 【薬剤師に求められる倫理観 ②医療倫理】
1. 医療倫理に関する規範(ジュネーブ宣言等)について概説できる。
2. 薬剤師が遵守すべき倫理規範(薬剤師綱領、薬剤師倫理規定等)について説明できる。
3. 医療の進歩に伴う倫理的問題について説明できる。
A-2-2-1~3
7 【薬剤師に求められる倫理観 ③患者の権利】
1. 患者の価値観、人間性に配慮することの重要性を認識する。(態度)
2. 患者の基本的権利の内容(リスボン宣言等)について説明できる。
3. 患者の自己決定権とインフォームドコンセントの意義について説明できる。
4. 知り得た情報の守秘義務と患者等への情報提供の重要性を理解し、適切な取扱いができる。(知識・技能・態度)
A-2-3-1~4
8 【薬剤師に求められる倫理観 ④研究倫理】
1. 臨床研究における倫理規範(ヘルシンキ宣言等)について説明できる。
2. 「ヒトを対象とする研究において遵守すべき倫理指針」について概説できる。
3. 正義性、社会性、誠実性に配慮し、法規範を遵守して研究に取り組む。(態度)
A-2-4-1~3
9 【信頼関係の構築 ①コミュニケーション】
1. 意思、情報の伝達に必要な要素について説明できる。
2. 言語的及び非言語的コミュニケーションについて説明できる。
3. 相手の立場、文化、習慣等によって、コミュニケーションの在り方が異なることを例を挙げて説明できる。
4. 対人関係に影響を及ぼす心理的要因について概説できる。
5. 相手の心理状態とその変化に配慮し、対応する。(態度)
6. 自分の心理状態を意識して、他者と接することができる。(態度)
7. 適切な聴き方、質問を通じて相手の考えや感情を理解するように努める。(技能・態度)
8. 適切な手段により自分の考えや感情を相手に伝えることができる。(技能・態度)
9. 他者の意見を尊重し、協力してよりよい解決法を見出すことができる。(知識・技能・態度)
A-3-1-1~9
10 【信頼関係の構築 ②患者・生活者と薬剤師】
1. 患者や家族、周囲の人々の心身に及ぼす病気やケアの影響について説明できる。
2. 患者・家族・生活者の心身の状態や多様な価値観に配慮して行動する。(態度)
A-3-2-1~2
11 【多職種連携協働とチーム医療】
1. 保健、医療、福祉、介護における多職種連携協働及びチーム医療の意義について説明できる。
2. 多職種連携協働に関わる薬剤師、各職種及び行政の役割について説明できる。
3. チーム医療に関わる薬剤師、各職種、患者・家族の役割について説明できる。
4. 自己の能力の限界を認識し、状況に応じて他者に協力・支援を求める。(態度)
5. チームワークと情報共有の重要性を理解し、チームの一員としての役割を積極的に果たすように努める。(知識・態度)
A-4-1-1 A-4-2-1 A-4-3-1 A-4-4-1 A-4-5-1
12 【自己研鑽と次世代を担う人材の育成 ①学習の在り方】
1. 医療・福祉・医薬品に関わる問題、社会的動向、科学の進歩に常に目を向け、自ら課題を見出し、解決に向けて努力する。(態度)
2. 講義、国内外の教科書・論文、検索情報等の内容について、重要事項や問題点を抽出できる。(技能)
3. 必要な情報を的確に収集し、信憑性について判断できる。(知識・技能)
4. 得られた情報を論理的に統合・整理し、自らの考えとともに分かりやすく表現できる。(技能)
5. インターネット上の情報が持つ意味・特徴を知り、情報倫理、情報セキュリティに配慮して活用できる。(知識・態度)
A-5-1-1~5
13 【自己研鑽と次世代を担う人材の育成 ②薬学教育の概要】
1. 「薬剤師として求められる基本的な資質」について、具体例を挙げて説明できる。
2. 薬学が総合科学であることを認識し、薬剤師の役割と学習内容を関連づける。(知識・態度)
A-5-2-1~2
14 【自己研鑽と次世代を担う人材の育成 ③生涯学習】
1. 生涯にわたって自ら学習する重要性を認識し、その意義について説明できる。
2. 生涯にわたって継続的に学習するために必要な情報を収集できる。(技能)
A-5-3-1~2
15 【自己研鑽と次世代を担う人材の育成 ④次世代を担う人材の育成】
1. 薬剤師の使命に後輩等の育成が含まれることを認識し、ロールモデルとなるように努める。(態度)
2. 後輩等への適切な指導を実践する。(技能・態度)
A-5-4-1~2
16 【人と社会に関わる薬剤師】
1. 人の行動がどのような要因によって決定されるのかについて説明できる。
2. 人・社会が医薬品に対して抱く考え方や思いの多様性について討議する。(態度)
3. 人・社会の視点から薬剤師を取り巻く様々な仕組みと規制について討議する。(態度)
4. 薬剤師が倫理規範や法令を守ることの重要性について討議する。(態度)
5. 倫理規範や法令に則した行動を取る。(態度)
B-1-1-1 B-1-2-1 B-1-3-1 B-1-4-1 B-1-5-1
17 【薬剤師と社会的位置付けと責任に係わる法規範 ①薬剤師の社会的位置づけと責任に係る法規範】
1. 薬剤師に関わる法令とその構成について説明できる。
2. 薬剤師免許に関する薬剤師法の規定について説明できる。
3. 薬剤師の任務や業務に関する薬剤師法の規定とその意義について説明できる。
4. 薬剤師以外の医療職種の任務に関する法令の規定について概説できる。
5. 医療の理念と医療の担い手の責務に関する医療法の規定とその意義について説明できる。
6. 医療提供体制に関する医療法の規定とその意義について説明できる。
7. 個人情報の取扱いについて概説できる。
8. 薬剤師の刑事責任、民事責任(製造物責任を含む)について概説できる。
B-2-1-1~8
18 【薬剤師と社会的位置付けと責任に係わる法規範 ②医薬品等の品質、有効性及び安全性の確保に係る法規範】
1. 「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の目的及び医薬品等(医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、再生医療等製品)の定義について説明できる。
2. 医薬品の開発から承認までのプロセスと法規範について概説できる。
3. 治験の意義と仕組みについて概説できる。
4. 医薬品等の製造販売及び製造に係る法規範について説明できる。
5. 製造販売後調査制度及び製造販売後安全対策について説明できる。
6. 薬局、医薬品販売業及び医療機器販売業に係る法規範について説明できる。
7. 「医薬品等の取扱いに関する医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の規定について説明できる。
8. 日本薬局方の意義と構成について説明できる。
9. 生物由来製品の取扱いと血液供給体制に係る法規範について説明できる。
10. 健康被害救済制度について説明できる。
11. レギュラトリーサイエンスの必要性と意義について説明できる。
B-2-2-1~11
19 【薬剤師と社会的位置付けと責任に係わる法規範 ③特別な管理を要する薬物等に係る法規範】
1. 麻薬、向精神薬、覚醒剤原料等の取扱いに係る規定について説明できる。
2. 覚醒剤、大麻、あへん、指定薬物等の乱用防止規制について概説できる。
3. 毒物劇物の取扱いに係る規定について概説できる。
B-2-3-1~3
20 【社会保障制度と医療経済 ①医療、福祉、介護の制度】
1. 日本の社会保障制度の枠組みと特徴について説明できる。
2. 医療保険制度について説明できる。
3. 療養担当規則について説明できる。
4. 公費負担医療制度について概説できる。
5. 介護保険制度について概説できる。
6. 薬価基準制度について概説できる。
7. 調剤報酬、診療報酬及び介護報酬の仕組みについて概説できる。
B-3-1-1~7
21 【社会保障制度と医療経済 ②医薬品と医療の経済性】
1. 医薬品の市場の特徴と流通の仕組みについて概説できる。
2. 国民医療費の動向について概説できる。
3. 後発医薬品とその役割について説明できる。
4. 薬物療法の経済評価手法について概説できる。
B-3-2-1~4
22 【地域における薬局と薬剤師 ①地域における薬局の役割】
1. 地域における薬局の機能と業務について説明できる。
2. 医薬分業の意義と動向を説明できる。
3. かかりつけ薬局・薬剤師による薬学的管理の意義について説明できる。
4. セルフメディケーションにおける薬局の役割について説明できる。
5. 災害時の薬局の役割について説明できる。
6. 医療費の適正化に薬局が果たす役割について説明できる。
B-4-1-1~6
23 【地域における薬局と薬剤師 ②地域における保健、医療、福祉の連携体制と薬剤師】
1. 地域包括ケアの理念について説明できる。
2. 在宅医療及び居宅介護における薬局と薬剤師の役割について説明できる。
3. 学校薬剤師の役割について説明できる。
4. 地域の保健、医療、福祉において利用可能な社会資源について概説できる。
5. 地域から求められる医療提供施設、福祉施設及び行政との連携について討議する。(知識・態度)
B-4-2-1~5
24 【疾病の予防 ③生活習慣病とその予防】
3. 食生活や喫煙などの生活習慣と疾病の関わりについて討議する。(態度)
【化学物質・放射線の生体への影響 ①化学物質の毒性】
5. 薬物の乱用による健康への影響について説明し、討議する。(知識・態度)
【化学物資・放射線の生体への影響 ②化学物質の安全性評価と適性使用】
1. 個々の化学物質の使用目的に鑑み、適正使用とリスクコミュニケーションについて討議する。(態度)
【生活環境と健康 ①地球環境と生態系】
5. 人が生態系の一員であることをふまえて環境問題を討議する。(態度)
D1-2-3-3 D2-1-1-5 D2-1-2-1 D2-2-1-5
25 【薬物治療の位置づけ】
2. 代表的な疾患における薬物治療の役割について、病態、薬効薬理、薬物動態に基づいて討議する。(知識・技能)
【医薬品の安全性】
4. 代表的薬害、薬物乱用について、健康リスクの観点から討議する。(態度)
E1-3-2-1 E1-4-4-1
26 【薬学臨床の基礎 ②臨床における心構え】
1. 前)医療の担い手が守るべき倫理規範や法令について討議する。(態度)
2. 前)患者・生活者中心の医療の視点から患者・生活者の個人情報や自己決定権に配慮すべき個々の対応ができる。(態度)
3. 前)患者・生活者の健康の回復と維持、生活の質の向上に薬剤師が積極的に貢献することの重要性を討議する。(態度)
4. 医療の担い手が守るべき倫理規範を遵守し、ふさわしい態度で行動する。(態度)
5. 患者・生活者の基本的権利、自己決定権について配慮する。(態度)
6. 薬学的管理を実施する際に、インフォームド・コンセントを得ることができる。(態度)
7. 職務上知り得た情報について守秘義務を遵守する。(態度)
F-1-2-1~7
27 【チーム医療への参画 ①医療機関におけるチーム医療】
1. 前)チーム医療における薬剤師の役割と重要性について説明できる。
2. 前)多様な医療チームの目的と構成、構成員の役割を説明できる。
3. 前)病院と地域の医療連携の意義と具体的な方法(連携クリニカルパス、退院時共同指導、病院・薬局連携、関連施設との連携等)を説明できる。
F-4-1-1~3
28 【薬学における研究の位置づけ】
1. 基礎から臨床に至る研究の目的と役割について説明できる。
2. 研究には自立性と独創性が求められていることを知る。
3. 現象を客観的に捉える観察眼をもち、論理的に思考できる。(知識・技能・態度)
4. 新たな課題にチャレンジする創造的精神を養う。(態度)
G-1-1-1 G-1-2-1 G-1-3-1 G-1-4-1
29 【研究に必要な法規範と倫理】
1. 自らが実施する研究に係る法令、指針について概説できる。
2. 研究の実施、患者情報の取扱い等において配慮すべき事項について説明できる。
3. 正義性、社会性、誠実性に配慮し、法規範を遵守して研究に取り組む。(態度)A-(2)-④-3 再掲
G-2-1-1 G-2-2-1 G-2-3-1
30 【人と文化】
1. 人の価値観の多様性が、文化・習慣の違いから生まれることを、実例をあげて説明できる。
2. 言語、歴史、宗教などを学ぶことによって、外国と日本の文化について比較できる。
3. 文化・芸術に幅広く興味を持ち、その価値について討議する。(態度)
4. 文化活動、芸術活動を通して、自らの社会生活を豊かにする。(態度)
5. 日本社会の成り立ちについて、政治、経済、法律、歴史、社会学などの観点から説明できる。
6. 日本の国際社会における位置づけを、政治、経済、地理、歴史などの観点から説明できる。
7. 宇宙・自然現象に幅広く興味を持ち、人との関わりについて説明できる。
8. 地球環境保護活動を通して、地球環境を守る重要性を自らの言葉で表現する。(態度)
X-1-1-1~8
31 【人の行動と心理 1.人の行動とその成り立ち】
1. 行動と知覚、学習、記憶、認知、言語、思考、性格との関係について概説できる。
2. 行動と人の内的要因、社会・文化的環境との関係について概説できる。
3. 本能行動と学習行動について説明できる。
4. レスポンデント条件づけとオペラント条件づけについて説明できる。
5. 社会的学習(モデリング、観察学習、模倣学習)について概説できる。
6. 健康行動の理論(健康信念モデル、変化のステージモデルなど)について概説できる。
X-2-1-1~6
32 【人の行動と心理 2.動機づけ】
1. 生理的動機、内発的動機、および社会的動機について概説できる。
2. 欲求とフラストレーション・葛藤との関連について概説できる。
3. 適応(防衛)機制について概説できる。
X-2-2-1~3
33 【人の行動と心理 3.ストレス】
1. 主なストレス学説について概説できる。
2. 人生や日常生活におけるストレッサーについて例示できる。
3. ストレスコーピングについて概説できる。
X-2-3-1~3
34 【人の行動と心理 4.生涯発達】
1. こころの発達の原理について概説できる。
2. ライフサイクルの各段階におけるこころの発達の特徴および発達課題について概説できる。
3. こころの発達にかかわる遺伝的要因と環境的要因について概説できる。
X-2-4-1~3
35 【人の行動と心理 5.パーソナリティー】
1. 性格の類型について概説できる。
2. 知能の発達と経年変化について概説できる。
3. 役割理論について概説できる。
4. ジェンダーの形成について概説できる。
X-2-5-1~4
36 【人の行動と心理 6.人間関係】
1. 人間関係における欲求と行動の関係について概説できる。
2. 主な対人行動(援助、攻撃等)について概説できる。
3. 集団の中の人間関係(競争と協同、同調、服従と抵抗、リーダーシップ)について概説できる。
4. 人間関係と健康心理との関係について概説できる。
X-2-6-1~4
37 【情報リテラシー 1.基本操作】
1. コンピューターを構成する基本的装置の機能と接続方法を説明できる。
2. スマートフォン、タブレット端末などのモバイル機器を安全かつ有効に利用できる。(知識・技能)
3. 電子データの特徴を知り、適切に取り扱うことができる。(技能)
4. インターネットの仕組みを概説できる。
5. 無線LANを使用するための注意点について概説できる。
6. マナーを守り、電子メールの送信、受信、転送などができる。(技能・態度)
7. インターネットに接続し、Webサイトを閲覧できる。(技能)
8. 検索サイト、ポータルサイトの特徴に応じて、必要な情報を収集できる。(技能)
X-8-1-1~8
38 【情報リテラシー 2.ソフトウェアの利用】
1. ソフトウェア使用上のルール、マナーを守る。(態度)
2. ワープロソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトを用いることができる。(技能)
3. グラフィックソフト、化学構造式描画ソフトを用いることができる。(技能)
4. 画像ファイルの形式とその特徴に応じて、データを適切に取り扱うことができる。(技能)
5. データベースの特徴と活用について概説できる。 
X-8-2-1~5
39 【情報リテラシー 3.セキュリティーと情報倫理】
1. ネットワークセキュリティーについて概説できる。
2. アカウントとパスワードを適切に管理できる。(技能・態度)
3. データやメディアを適切に管理できる。(態度)
4. 著作権、肖像権、引用と転載の違いについて説明できる。
5. ネットワークにおける個人情報の取り扱いに配慮する。(態度)
6. ソーシャルネットワークサービス(SNS)の種類と特徴、留意すべき点について説明できる。
7. 情報倫理、セキュリティーに関する情報を収集することができる。(技能)
8. コンピューターウイルスの侵入経路に応じて、適切な予防策を講じることができる。(技能・態度)
X-8-3-1~8
40 【プレゼンテーション 1.プレゼンテーションの基本】
1. プレゼンテーションを行うために必要な要素を列挙できる。
2. 目的に応じて適切なプレゼンテーションを構成できる。(技能)
3. 目的、場所、相手に応じた、わかりやすい資料を作成できる。(技能)
X-9-1-1~3
41 【プレゼンテーション 2.文書によるプレゼンテーション】
1. 定められた書式、正しい文法に則って文書を作成できる。(知識・技能)
2. 目的(レポート、論文、説明文書など)に応じて適切な文書を作成できる。(知識・技能)
X-9-2-1~2
42 【プレゼンテーション 3.口頭・ポスターによるプレゼンテーション】
1. 口頭発表とポスター発表の違いと特徴について説明できる。
2. 課題に関して意見をまとめ、決められた時間内で発表できる。(技能)
3. 効果的なプレゼンテーションを行う工夫をする。(技能・態度)
4. 質問に対して的確な応答ができる。(技能)
5. 他者のプレゼンテーションに対して、優れた点および改良点を指摘できる。(知識・態度)
X-9-3-1~5

授業内容

回数 担当 内容 対応(SBOs)
1 委員会メンバー (前期開始前の時期:ゼミナールガイダンスとして実施)
ゼミナールの目指すもの、 受動的学習と能動的学習、ゼミナール選択についてなどの総論を講義する。さらに、定期的にゼミナールアンケートを実施する
1-42
2〜15 各ゼミナール担当者 シラバス(別冊)にて指定した内容 1-42

アクティブ・ラーニングの取り組み

1~2 年次に3種類のゼミナールを選択することによって、得意分野を延ばし、不得意分野を克服し、まったく未知の分野に挑戦するなど、必修科目では味わえない、さまざまなことを吸収してくれることを期待しています。少人数、グループ学習を通して、問題解決能力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力が徐々に醸成されてきます。3~6年次さらには社会で求められる重要な能力ばかりです。自らの判断で有益にすごしてもらいたいと願っています。
 「選択」は自己責任で行う重要なアクションです。カリキュラムは必修科目が多いので、このようなアクションをする絶好のチャンスです。ガイダンス時に配布される資料を読みこなし最も学んでみたいゼミナールを選択してください。必修科目には無い醍醐味が味わえます。

授業で行っている工夫(思考力・判断力・表現力の向上に向けた取り組み)

ゼミナールは約90名の薬学部教員が各々1単位を開講する。テーマは各々の教員が指定する。実施例を以下に示す。テーマならびに履修に関する関連事項はガイダンス時に説明する。受講時期は1年次後期から2年次後期までであり、3単位以上を履修する。集中講義形式を基本とし、前期または後期の実習のない週の午後3週間、合計6日間に実施することを基本とする。
開講内容等詳細は別途資料参照.

成績評価方法

<レポート・課題とそれ以外の方法で評価する>
レポート、課題、参加態度を総合的に判断する(100%)。

教科書

ゼミナール担当者が指定する。

参考書

ゼミナール担当者が指定する。

オフィスアワー

ゼミナール担当者が指定する。

所属教室

準備学習(予習・復習等)

ゼミナールのコアタイムに実施されるグループ討議は、各個人のパフォーマンスレベルの高さによって質が左右されます。演習問題の回答でも、皆が十分な予習をしていることによって、質の高い解説が行われることになります。プレゼンのための資料作りは、コアタイム以外の時間に行ってくることが前提となります。質の高いコアタイムを築くために、予習復習を十分に行ってください。

学生へのフィードバック

ゼミナール担当者が指定する。

教員からの一言

備考

ナンバリングコード

EH2101

授業計画の見方・注意

①行動目標(内容)

…科目毎に設定された本学独自の行動目標が記載されている。

②行動目標(コアカリとの関連コード)

…本学の行動目標とモデル・コアカリキュラムとの関連をコード化して記載している。
 コードの具体的な内容は、画面右上の「コアカリとの関連コード一覧」をクリックすると確認することができる。

授業計画の見方・注意の見本シラバス

科目検索について

検索するキーワードを入力して、検索ボタンをクリックします。
条件を指定した「AND検索」または「OR検索」が可能です。
 ・AND検索は指定したキーワードをすべて含むものを検索します。
 ・OR検索は指定したキーワードのいずれかひとつでも含むものを検索します。
※1つの入力欄に複数の条件を指定することはできません。

※1 キーワード検索は、3つまで同時に入れられます。
※2 検索がヒットしない場合は、キーワードを短縮してください。