薬学部シラバス2024
有機化学Ⅳ
Organic Chemistry Ⅳ
| 3年 前期 3年必修科目 1単位 | |
|---|---|
| 松本 隆司 （E・F，G・H） 矢内 光 （A・B，C・D） |
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学習目標（GIO）
アルコール，フェノール類，エーテル類，アミン類，アルデヒド，ケトン，カルボン酸およびカルボン酸誘導体の構造，性質，反応，合成法などに関する基本的事項を修得する。
行動目標（SBOs）
| 番号 | 内容 | コアカリとの関連コード |
|---|---|---|
| 1 | アルコール，フェノール類の基本的な性質と反応を列挙し、説明できる。 | C3-3-3-1 |
| 2 | アルコールの代表的な合成法について説明できる。 | Y-3-29-4 |
| 3 | フェノール類の代表的な合成法について説明できる。 | Y-3-29-5 |
| 4 | アルコール，フェノール，カルボン酸，アミン類，炭素酸などの酸性度を比較して説明できる。 | C3-3-5-1 C3-3-7-1～2 |
| 5 | エーテル類の基本的な性質と反応を列挙し、説明できる。 | C3-3-3-2 |
| 6 | エーテル類の代表的な合成法について説明できる。 | Y-3-29-6 |
| 7 | アルデヒドおよびケトンの基本的な性質と反応を列挙し，説明できる。 | C3-3-4-1 |
| 8 | アルデヒドおよびケトンの代表的な合成法について説明できる。 | Y-3-29-7 |
| 9 | カルボン酸の基本的性質と反応を列挙し，説明できる。 | C3-3-4-2 |
| 10 | カルボン酸の代表的な合成法について説明できる。 | Y-3-29-8 |
| 11 | ニトリル類の基本的な性質と反応を列挙し，説明できる。 | Y-3-24-1 |
| 12 | カルボン酸誘導体（酸ハロゲン化物，酸無水物，エステル，アミド）の基本的性質と反応を列挙し，説明できる。 | C3-3-4-3 |
| 13 | カルボン酸誘導体（エステル，アミド，ニトリル，酸ハロゲン化物，酸無水物）の代表的な合成法について説明できる | Y-3-29-9 |
| 14 | 官能基が及ぼす電子効果について概説できる。 | C3-3-6-1 |
| 15 | 代表的な官能基選択的反応を列挙し，その機構と応用例について説明できる。 | Y-3-29-11 |
授業内容
| 回数 | 担当 | 内容 | 対応（SBOs） |
|---|---|---|---|
| 1 | 松本，矢内 | アルコール，フェノール類，エーテル類，アミン類の命名，構造，性質 | 1〜６，1５ |
| ２，３ | 〃 | アルコール，フェノール類，エーテル類（エポキシド），アミン類の反応と合成法 | 1〜６，1５ |
| 4 | 〃 | アルデヒド，ケトン，カルボン酸およびカルボン酸誘導体の命名，構造 | ７〜１５ |
| ５〜９ | 〃 | アルデヒド，ケトンの性質，反応，合成法 | ７，８，１４，１５ |
| １０〜１５ | 〃 | カルボン酸およびカルボン酸誘導体の性質，反応，合成法 | ９〜１５ |
アクティブ・ラーニングの取り組み
適宜，課題による演習を実施する。
授業で行っている工夫（思考力・判断力・表現力の向上に向けた取り組み）
成績評価方法
＜試験により評価する＞
1) 形成的評価
a) 知識: 課題演習により，知識の到達レベルの確認する。
2) 総括的評価
a) 知識: 定期試験（100%）。なお，本試験の成績が著しく不良である場合には，再試験の受験資格を認めないことがある。また，課題•演習への取り組み態度が不良である場合には減点する。
教科書
マクマリー有機化学 第９版（上、中、下）（J. McMurry 著 伊藤ら訳 東京化学同人）
マクマリー有機化学問題の解き方（第９版）（S. McMurry 著 東京化学同人）
参考書
有機反応機構（P. Sykes 著，久保田尚志 訳，東京化学同人）
最新 全有機化合物名称のつけ方（廖春栄 著，三共出版）
ウォーレン 有機化学（W. Warrenら 著，野依ら 訳，東京化学同人）
ボルハルト•ショアー 現代有機化学（K. P. C. Volhardt,N. E. Schore 著，古賀ら 訳，化学同人）
有機化学（奥山ら 著，丸善）
オフィスアワー
いつでも可。 但し、要予約。
所属教室
松本隆司 薬品製造学教室 研究２号館２階２０６
矢内 光 薬品製造学教室 研究２号館２階２０６
準備学習（予習・復習等）
本科目の学習内容を理解するには，これ以前の有機化学系科目を習得していることが必要である。必ず，よく復習しておくこと。
学生へのフィードバック
講義や課題に対する質問に，個別に対応する。
教員からの一言
全ての内容について，しっかりと「理解し」，「紙に書いて他人に説明できる」ことを求めます。まずは，教科書を隅々まで何度も読み返す癖をつけて下さい。また，教科書の章末問題は全て解いて，ノートに書くようにして下さい。
備考
ナンバリングコード
RC3101
