薬学部シラバス2024
アドバンスゼミナールⅢ（UCSF）
Advanced Seminar Ⅲ
| 3年 後期 自由科目 1単位 | |
|---|---|
| カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の薬学部からの客員教員 コーディネーター/講義支援：大石 咲子、陳 惠一 |
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学習目標（GIO）
薬剤師は、薬学部において習得する知識及び技能を基礎として、臨床の場において本格的な薬物治療に参画できる能力が要求される。本演習では、いち早く医療薬学教育を導入したカリフォルニア大学サンフランシスコ校（UCSF）薬学部の教員によって実施される。この演習では、薬学を学ぶ学生の国際的視野を広げるとともに、薬物治療の基礎に関する講義及び討論を通じて、将来医療チームの一員として、適切な薬物療法を検討・支援する能力を養うことを目的としている。演習は、受講した学生が5年次における米国での薬学研修に参加することも視野に入れ、全て英語で行われる。
※本自由科目は米国臨床薬学研修参加希望学生の推奨科目です。
行動目標（SBOs）
| 番号 | 内容 | コアカリとの関連コード |
|---|---|---|
| 1 | 薬剤師としての使命感を身につけ、医療人としてふさわしい態度で行動する。 | A-1-1-1～4 |
| 2 | 薬剤師が果たすべき役割を自覚する。 | A-1-2-1～3,6 |
| 3 | 多職種連携の必要性を理解し、その意義を説明できる。 | A-4-1-1 A-4-2-1 A-4-3-1 |
| 4 | 医療・福祉・医薬品に関わる問題、社会的動向、科学の進歩に常に目を向け、自ら課題を見出し、解決に向けて努力する。 | A-5-1-1 |
| 5 | 生涯にわたって自ら学習する重要性を認識し、その意義について説明できる。 | A-5-3-1 |
| 6 | 米国の医療、福祉、介護の制度について、日本と比較しながら説明できる。 | B-3-1-1～2,4～5 |
| 7 | 国際的な医薬品市場の動向について説明できる。 | B-3-2-1,3～4 |
| 8 | 米国における薬剤師の活動分野について、日本と比較しながら説明できる。 | B-4-1-4,6 B-4-2-2,4～5 |
| 9 | 専門的に対応する薬剤師の薬物療法を体験する。 | F-3-1-1～7 F-3-2-1～6 F-3-3-1～14 F-3-4-1～13 |
授業内容
| 回数 | 担当 | 内容 | 対応（SBOs） |
|---|---|---|---|
| 1-4 | カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の薬学部からの客員教員 各1名Moderatorとして本学教員各1名 | イントロダクション 米国における薬剤師業務の概要 |
1-9 |
| 5-7 | カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の薬学部からの客員教員 各1名Moderatorとして本学教員各1名 | チーム医療における薬剤師の役割 | 1、2、3、4、5、9 |
| 8-10 | カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の薬学部からの客員教員 各1名Moderatorとして本学教員各1名 | 米国における専門薬剤師の現状 | 1、2、3、4、5、9 |
| 11-13 | カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の薬学部からの客員教員 各1名Moderatorとして本学教員各1名 | 日米間における病院・薬局薬剤師の業務の違いと特徴 | 1、2、3、4、5、6、8 |
アクティブ・ラーニングの取り組み
・ゼミナール終了時に、日米間における薬剤師業務の違いに関するレポート（感想文）の提出を行う
・講義は教員とのディスカッションを中心に進行されるため、受講者には積極的な発言・参加姿勢を期待する
授業で行っている工夫（思考力・判断力・表現力の向上に向けた取り組み）
成績評価方法
＜レポート・課題とそれ以外の方法で評価する＞
1) 形成的評価
a) 知識:講義のまとめと感想を提出してもらう。
b) 技能:ロールプレイについて学ぶ。
c) 態度:受講態度（出席状況等）により評価。
2) 総括的評価
a) 知識（10%）:討議・発表により総合的に評価。
b) 技能（10%）:ロールプレイを実践する。
c) 態度（60%）:受講態度（出席状況等）により評価。
d) パフォーマンス（20％）:受講後の到達度（授業への参加、プレゼンテーション能力・コミュニケーション能力など）を評価するために、ルーブリック評価表を用いて学生自身で評価をしてもらう。
教科書
参考書
オフィスアワー
講義の終了後
所属教室
準備学習（予習・復習等）
英語の聞く、読む、書く力をできるだけつけるようにして下さい
学生へのフィードバック
講義終了後気軽に担当教員に質問して下さい
教員からの一言
備考
新型コロナ感染症の状況を鑑みて、中止することがある
ナンバリングコード
OH3102
