薬学部シラバス2024

総合演習Ⅱ
Comprehensive Seminar in Pharmacy Ⅱ

 4年 後期 4年必修科目 4単位
各分野担当教員(ガイダンスで周知する)

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学習目標(GIO)

1~4年生前期までに学習した内容を、総合的に復習、弱点強化し、基礎力の充実を図ることを目的とする。薬学を取り巻く、基本事項、社会と薬学、物理系薬学、化学系薬学、生物系薬学、衛生薬学、医療薬学、薬学臨床に関する基本的知識の確認及び理解度を高める。

行動目標(SBOs)

番号 内容 コアカリとの関連コード
1 薬剤師の使命 A-1-1-4~7 A-1-2-2~8 A-1-3-2~7 A-1-4-1~4
2 薬剤師に求められる倫理感 A-2-1-1~4 A-2-2-1~3 A-2-3-2~4 A-2-4-1~2
3 信頼関係の構築 A-3-1-1~4,9 A-3-2-1
4 多職種連携協働とチーム医療 A-4-1-1 A-4-2-1 A-4-3-1 A-4-5-1
5 自己研鑽と次世代を担う人材の育成 A-5-1-3,5 A-5-2-1~2 A-5-3-1
6 人と社会に関わる薬剤師 B-1-1-1
7 薬剤師と医薬品等に係る法規範 B-2-1-1~8 B-2-2-1~11 B-2-3-1~3
8 社会保障制度と医療経済 B-3-1-1~7 B-3-2-1~4
9 地域における薬局と薬剤師 B-4-1-1~6 B-4-2-1~5
10 物質の構造 C1-1-1-1~3 C1-1-2-1~7 C1-1-3-1~6 C1-1-4-1~5
11 物質のエネルギーと平衡 C1-2-1-1~3 C1-2-2-1~7 C1-2-3-1~5 C1-2-4-1~4 C1-2-5-1~3 C1-2-6-1~4 C1-2-7-1~2
12 物質の変化 C1-3-1-1~3,5~7
13 分析の基礎 C2-1-1-1~3
14 溶液中の化学平衡 C2-2-1-1~4 C2-2-2-1~4
15 化学物質の定性分析・定量分析 C2-3-1-1~2 C2-3-2-1~7
16 機器を用いる分析法 C2-4-1-1~5 C2-4-2-1 C2-4-3-1 C2-4-4-1~2 C2-4-5-1~2
17 分離分析法 C2-5-1-1~5 C2-5-2-1
18 臨床現場で用いる分析技術 C2-6-1-1~2 C2-6-2-1~5
19 化学物質の基本的性質 C3-1-1-1~9 C3-1-2-1~8
20 有機化合物の基本骨格の構造と反応 C3-2-1-1~5 C3-2-2-1~3 C3-2-3-1~5
21 官能基の性質と反応 C3-3-1-1 C3-3-2-1~3 C3-3-3-1~2 C3-3-4-1~3 C3-3-5-1 C3-3-6-1 C3-3-7-1~2
22 化学物質の構造決定 C3-4-1-1~5 C3-4-2-1~2 C3-4-3-1~4
23 無機化合物・錯体の構造と性質 C3-5-1-1~5
24 医薬品の標的となる生体分子の構造と化学的な性質 C4-1-1-1~2 C4-1-2-1~4
25 生体反応の化学による理解 C4-2-1-1~2 C4-2-2-1~3 C4-2-3-1~2 C4-2-4-1~2
26 医薬品の化学構造と性質、作用 C4-3-1-1 C4-3-2-1~2 C4-3-3-1~3 C4-3-4-1~6 C4-3-5-1~5 C4-3-6-1~3 C4-3-7-1
27 薬になる動植鉱物 C5-1-1-1~4 C5-1-2-1 C5-1-3-1~2 C5-1-4-1~5
28 薬の宝庫としての天然物 C5-2-1-1~5 C5-2-2-1~2 C5-2-3-1 C5-2-4-1~3
29 細胞の構造と機能 C6-1-1-1~2 C6-1-2-1 C6-1-3-1
30 生命現象を担う分子 C6-2-1-1 C6-2-2-1~2 C6-2-3-1 C6-2-4-1 C6-2-5-1 C6-2-6-1 C6-2-7-1
31 生命活動を担うタンパク質 C6-3-1-1 C6-3-2-1~2 C6-3-3-1~3 C6-3-4-1~2
32 生命情報を担う遺伝子 C6-4-1-1~2 C6-4-2-1~3 C6-4-3-1 C6-4-4-1~5 C6-4-5-1 C6-4-6-1~2
33 生体エネルギーと生命活動を支える代謝系 C6-5-1-1 C6-5-2-1~5 C6-5-3-1~2 C6-5-4-1~2 C6-5-5-1~3
34 細胞間コミュニケーションと細胞内情報伝達 C6-6-1-1 C6-6-2-1~5 C6-6-3-1~2
35 細胞の分裂と死 C6-7-1-1~2 C6-7-2-1 C6-7-3-1~2
36 人体の成り立ち C7-1-1-1~3 C7-1-2-1~2 C7-1-3-1~4 C7-1-4-1~2 C7-1-5-1~2 C7-1-6-1 C7-1-7-1~3 C7-1-8-1 C7-1-9-1~2 C7-1-10-1 C7-1-11-1 C7-1-12-1 C7-1-13-1 C7-1-14-1
37 生体機能の調節 C7-2-1-1~4 C7-2-2-1 C7-2-3-1 C7-2-4-1 C7-2-5-1 C7-2-6-1 C7-2-7-1~2 C7-2-8-1 C7-2-9-1 C7-2-10-1
38 身体をまもる C8-1-1-1~4 C8-1-2-1~3 C8-1-3-1~5
39 免疫系の制御とその破綻・免疫系の応用 C8-2-1-1~6 C8-2-2-1~4
40 微生物の基本 C8-3-1-1 C8-3-2-1~6 C8-3-3-1 C8-3-4-1~2 C8-3-5-1~2
41 病原体としての微生物 C8-4-1-1~2 C8-4-2-1~9
42 社会・集団と健康 D1-1-1-1 D1-1-2-1~3 D1-1-3-1~4
43 疾病の予防 D1-2-1-1~2 D1-2-2-1~4 D1-2-3-1~3 D1-2-4-1~2 D1-2-5-1~2
44 栄養と健康 D1-3-1-1~8 D1-3-2-1~7 D1-3-3-1~3
45 化学物質・放射線の生体への影響 D2-1-1-1~7 D2-1-2-2~5 D2-1-3-1~3 D2-1-4-1~4
46 生活環境と健康 D2-2-1-1~4 D2-2-2-1~3 D2-2-3-1~6 D2-2-4-1,3 D2-2-5-1~2 D2-2-6-1~3
47 薬の作用 E1-1-1-1~9 E1-1-3-1
48 身体の病的変化を知る E1-2-1-1 E1-2-2-1~8
49 薬物治療の位置づけ E1-3-1-1 E1-3-2-1
50 医薬品の安全性 E1-4-1-1 E1-4-2-1 E1-4-3-1 E1-4-4-1
51 神経系の疾患と薬 E2-1-1-1~3 E2-1-2-1~2,4 E2-1-3-1~11,14 E2-1-4-1
52 免疫・炎症・アレルギーおよび骨・関節の疾患と薬 E2-2-1-1~3 E2-2-2-1~9 E2-2-3-1~4 E2-2-4-1
53 循環器系・血液系・造血器系・泌尿器系・生殖器系の疾患と薬 E2-3-1-1~5 E2-3-2-1~5 E2-3-3-1~8 E2-3-4-1
54 呼吸器系・消化器系の疾患と薬 E2-4-1-1~4 E2-4-2-1~9 E2-4-3-1
55 代謝系・内分泌系の疾患と薬 E2-5-1-1~3 E2-5-2-1~5 E2-5-3-1
56 感覚器・皮膚の疾患と薬 E2-6-1-1~4 E2-6-2-1~2 E2-6-3-1~4 E2-6-4-1
57 病原微生物(感染症)・悪性新生物(がん)と薬 E2-7-1-1~2 E2-7-2-1 E2-7-3-1~10 E2-7-4-1~6 E2-7-5-1~2 E2-7-6-1~2 E2-7-7-1~3 E2-7-8-1~13 E2-7-9-1~2 E2-7-10-1
58 バイオ・細胞医薬品とゲノム情報 E2-8-1-1~3 E2-8-2-1 E2-8-3-1~4
59 要指導医薬品・一般用医薬品とセルフメディケーション E2-9-1-1 E2-9-2-1 E2-9-3-1 E2-9-5-1 E2-9-6-1 E2-9-7-1 E2-9-8-1
60 医療の中の漢方薬 E2-10-1-1~4 E2-10-2-1~3 E2-10-3-1
61 薬物治療の最適化 E2-11-1-1~3
62 医薬品情報 E3-1-1-1~5 E3-1-2-1~6 E3-1-3-2~3,5 E3-1-4-1~4 E3-1-5-1~7 E3-1-6-1~9 E3-1-7-1
63 患者情報 E3-2-1-1~2 E3-2-2-1~4
64 個別化医療 E3-3-1-1~3 E3-3-2-1~2 E3-3-3-1~3 E3-3-4-1~3 E3-3-5-1~2
65 薬物の体内動態 E4-1-1-1~2 E4-1-2-1~5 E4-1-3-1~6 E4-1-4-1~5 E4-1-5-1~5
66 薬物動態の解析 E4-2-1-1~6 E4-2-2-1~4
67 製剤の性質 E5-1-1-1~5 E5-1-2-1~2 E5-1-3-1~4 E5-1-4-1~3
68 製剤設計 E5-2-1-1~6 E5-2-2-1~4 E5-2-3-1
69 DDS(Drug Delivery System:薬物送達システム) E5-3-1-1~2 E5-3-2-1~3 E5-3-3-1~3 E5-3-4-1~3
70 薬学臨床の基礎 F-1-1-1~3 F-1-3-1~5
71 処方せんに基づく調剤 F-2-1-1 F-2-2-1~5 F-2-3-2,4~6 F-2-4-2~3,5,7 F-2-5-1~8 F-2-6-1~4,6~7
72 薬物療法の実践 F-3-1-1,3~4 F-3-2-1 F-3-3-1~6 F-3-4-1~3
73 チーム医療への参画 〔A(4)参照〕 F-4-1-1~3 F-4-2-1~2
74 地域の保健・医療・福祉への参画 〔B(4)参照〕 F-5-1-1~3 F-5-2-1~2 F-5-3-2,4 F-5-4-1

授業内容

回数 担当 内容 対応(SBOs)
1~9 物理化学・分析化学担当教員 物理系薬学 10-18
10~21 化学系担当教員 化学系薬学 19-28
22~33 生物系担当教員 生物 系薬学 29-41
34~45 薬理学、疾病と薬物治療学担当教員 医療薬学 47-61
46~57 動態学、薬剤学担当教員 医療薬学 65-69
58~60 情報学担当教員 医療薬学 62-64
61~72 衛生化学担当教員 衛生薬学 42-46
73~78 臨床系薬学担当教員 薬学臨床 70-74
79~84 薬事関連法規担当教員 薬学と社会 6-9
85~87 医療心理学担当教員 基本事項 1-5

アクティブ・ラーニングの取り組み

補助プリントを配布し、講義を進行しながら、空欄部分を記入させるようにしている。

授業で行っている工夫(思考力・判断力・表現力の向上に向けた取り組み)

講義後に自身の弱点を押さえるための演習を行い、講義に集中できるようにしている。

成績評価方法

<試験により評価する>
1) 形成的評価
a) 知識:出題範囲を決め、演習を行い、結果を速やかにフィードバックする。
2) 総括的評価
a) 知識:総合演習試験(ペーパー試験)・100%

教科書

1~4年生前期までに使用した教科書等を適宜使用する。

参考書

必要に応じて講義資料を配布、またはWebClassに掲載する。

オフィスアワー

何時でも可、ただし前もって予約をしてください。

所属教室

三浦典子 薬学教育推進センター 教育棟2109室

準備学習(予習・復習等)

予習:講義予定項目を事前に知らせるので、教科書、参考書などで疑問点をはっきりとさせておいてください。
復習:講義内容を整理するとともに、関連問題を数多く解いてください。また、演習で誤ったところは必ずやり直してください。

学生へのフィードバック

演習の結果は、演習終了後、速やかにWebClassと掲示板で公開し、学生にフィードバックする。

教員からの一言

備考

ナンバリングコード

RG4201

授業計画の見方・注意

①行動目標(内容)

…科目毎に設定された本学独自の行動目標が記載されている。

②行動目標(コアカリとの関連コード)

…本学の行動目標とモデル・コアカリキュラムとの関連をコード化して記載している。
 コードの具体的な内容は、画面右上の「コアカリとの関連コード一覧」をクリックすると確認することができる。

授業計画の見方・注意の見本シラバス

科目検索について

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